看護師に重要なインフルエンザ感染予防対策

看護師として医療現場で働いているとインフルエンザを発症した患者と接する機会が多くなり、より入念なインフルエンザの感染予防対策が求められます。インフルエンザの潜伏期間は1~2日とかなり短い期間ですが、インフルエンザを一度発症するとおよそ1週間程度強烈な全身の痛みや高熱、倦怠感に襲われ続けます。

注意しなければいけないのが、小児や高齢者、基礎疾患を持つ人などです。インフルエンザの発症により重篤化し、ときには死を招くリスクも少なくありません。医療現場では看護師本人の感染予防だけでなく、患者の感染も予防する必要があります。看護師や医師のように医療に従事する職業の人は、自分だけでなく病院内の患者の為にもインフルエンザの感染予防対策を徹底する必要があるのです。

インフルエンザの感染予防対策としては手洗い、うがい、マスクなどが挙げられます。マスクは、サージカルマスクの着用が推奨されており、着用時には鼻まで覆えるよう自身の顔のサイズに合う大きさのマスクを選ぶことが重要です。インフルエンザウイルスの侵入を防ぐほか、口内の湿度を維持できるという効果にも期待ができます。病院近辺でインフルエンザの感染が拡大した場合、病院入り口や入院病棟にアルコール消毒液を設置する病院が多いです。入院している患者は病状にもよるが、インフルエンザの感染を防ぐべき重篤な状態の患者も多くいます。病気により薬を飲めない患者もいる為、インフルエンザウイルスを持ち込まない為の対策がとても大切なのです。